衛生面について

最近、お風呂でのレジオネラ菌への感染が話題になっています。
この原因については、循環式浴槽のろ過系統や温泉の貯湯タンクで菌が増殖することによると言われています。
当館では、温泉の湯を一切循環させておりません。
温泉の貯湯タンクで菌が繁殖する温度は45℃前後と言われていますが、当館の貯湯タンクの段階では80℃ 程度の温度で、しかもタンク内のお湯は短時間のうちに入れ替わっています(計算上では1時間程度)。
また、浴槽への新湯の注入も、湯温の維持のため大量に 行っております。
したがって、これらの点から、レジオネラ菌の繁殖の可能性はごく低いと考えられます。
しかし、この菌は自然界に普通に存在することから、浴槽の衛生管理には充分注意しております。
なお、レジオネラ菌が人体の健康に被害をもたらすのは、呼吸系統に菌が侵入する場合であり、万一、菌が入った水を誤飲しても、通常の健康状態の方であれば発症することはないと言われています。
当館では、呼吸器系統に菌が侵入するおそれが高いと言われている、泡風呂、打たせ湯、サウナ等の施設は設置いたしておりません。