対星館について ABOUT TAISEIKAN

渓谷電車のある、箱根 宮ノ下渓谷 堂ヶ島温泉

都会の喧騒から離れた緑豊かな箱根の山間に、人知れずひっそりと佇む静寂の宿があります。
木々のざわめきと早川の瀬音しか聞こえてこない幻想的な空間。
美しい四季を織り成す対星館の渓谷庭園が、夢の世界へと誘います。

 

箱根の中でも屈指の「隠れ宿」


東京からわずか90分。豊かな自然に恵まれた箱根・堂ヶ島温泉 「対星館」。
車が立ち入れない深い渓谷庭園へと誘うのは、専用の渓谷電車。
渓谷電車に5分ほど身を委ね深い緑の斜面を降りると、四季折々の草花に溢れる庭園が広がります。 早川の川音と鳥のさえずりに耳を傾け、庭園の小径を抜けた先に対星館が姿を現します。

ここは、日常から遠く離れ自然と共にゆったりとした時間をお過ごしいただくための隠れ宿。

渓谷電車にお乗りいただいた瞬間から、特別な時間は始まります。


 

渓谷電車で喧騒を離れて

bigbox

車が入ることができない渓谷へは、専用の渓谷電車にてご案内いたします。
四方と天井には大きな車窓を設けてあり、そこから四季折々の渓谷美を見渡すことができ、 渓谷電車でしか味わえない臨場感と絶景が広がります。 日常の喧騒から離れ、秘境へ降り立つ喜びに誰もが胸高鳴ります。

 

豊かな自然に抱かれる「贅沢なひととき」


渓谷電車を降りると、緑豊かな庭園の小径が続きます。
ここは車も立ち入れない、対星館を訪れる方だけに許された場所。
約1万坪の敷地は、四方を囲む明星ガ岳の四季折々の姿を借景に春から秋にかけて美しい花暦をご覧いただけます。
たとえば、箱根にしかないハコネバラは花びらが5枚しかなく、背丈が6mにものびるという珍しい品種。 春は、トウゴクミツバツツジ。初夏は、ハコネイワタバコやタマアジサイ、秋は、ハコネヒヨドリソウなどこの地にしか咲かない植物も多いのです。
そして5月中旬から6月にかけて、もうひとつの楽しみが「蛍」。 マイナスイオンが豊富な渓谷沿いを、漂うように舞う小さな明滅の群れは、なんとも魅惑的な光景を披露してくれます。

 

現実を忘れ、ゆっくりと流れる時間を楽しむお部屋

bigbox

庭園を抜けると、木立の緑に囲まれた対星館が姿を現します。 伝統と歴史を称えた建物は、それぞれのお部屋ごとに意匠を凝らしており、 ゆったりと広いお部屋、清楚で使いやすいお部屋など、お好みでお選びいただけます。 大部分のお部屋が渓流に面し、緑や紅葉と清流が織りなす美しい眺めがご堪能いただけます。

 

4つの源泉から吹き出る贅沢な「源泉掛け流し温泉」

bigbox

対星館では4つの源泉を保有し、それら複数の源泉によって豊富な湯量を誇ります。 そのため、いつでも天然の温泉を楽しむことができます。 マイナスイオンが豊富な渓流や、爽やかな新緑、鮮やかな紅葉などの自然美、 夜には満天の星空など、お風呂からの景色も好評です。 滝を眺める風呂や、早川に面した2段の風呂など貸切野天風呂もご利用いただけます。

 

箱根ならではの海と山の幸を堪能する


箱根ならではの、季節の食材を料理長自らが徹底して吟味。 近くの海と山からの恵みをふんだんに使い、自然の味わいに溢れた料理を提供しております。
料理は、月ごとに献立が替わる会席料理が基本。 目と舌で味わっていただける四季折々のメニューで、おもてなしいたします。

 

「歴史と伝統」を感じさせるたたずまい

対星館のある箱根堂ヶ島温泉は、鎌倉時代の名僧と謳われた夢窓国師(疎石)が発見したと伝聞されています。
夢窓国師は日本各地の景勝の地で修行されていますが、まさにこの対星館のある場所で生涯の一時期を過ごされたのです。
当館の屋号の由来は、夢窓国師が坐禅修行の時、夜空の星に対して坐禅をされた様子に因んで付けられたものです。

世俗を忘れさせてくれる当館の風情を愛してやまなかった文化人も多く、川端康成の小説『名人』では登場したり、松本清張の『蒼い描点』に登場する旅館は当館がモデルとなっています。